月経困難症

月経困難症とはなにか

月経困難症とは、月経中に起こる病的な症状のことを言います。身体的な原因、病気が存在しないのにかかわらず症状が出る機能性月経困難症、子宮内膜症や子宮腺筋症、子宮筋腫などの原因となる身体的な病気が存在する器質性月経困難症があります。日本には現在800万人以上もの月経困難症患者がいると言われています。

月経困難症の症状とその特徴

月経困難症の症状は月経直前または開始とともに起こります。主な症状としては以下のようなものがあります。

  • 下腹部痛腹痛
  • 吐き気
  • 頭痛
  • 下痢
  • 憂うつ、疲労感
  • 食欲不振
  • イライラ

これ以外にも、人によって色々な症状が現れます。また、どのような症状が重く出るかについても個人差が大きいところです。治療しないと、日常的に支障をきたすほど症状が強くなることもあります。

月経困難症の治療

症状に合わせて、主に対症療法が行われます。使われる薬としては以下のようなものがあります。

■ 低用量ピル

子宮が収縮しすぎるのを抑える作用があるため、症状を軽くする効果が期待できます。

■ NSAIDS

鎮痛薬の一種です。月経に伴う痛みを抑えます。

■ 漢方

漢方薬の中には、月経によるつらい症状を和らげる作用を持つものもあります。

また、器質性月経困難症の場合は上記の治療に加え、子宮内膜症などの原因の病気の治療も行います。月経困難症の中でも器質性月経困難症では原因の病気が隠れているので、その病気を直せば月経困難症の改善が見込めます。気になれば早めにクリニックを受診ください。

まとめ

  • 月経困難症とは月経中に起きる吐き気や下腹部痛、腹痛などの病的症状のことを言う。
  • 基本的に対症療法だが、子宮内膜症などほかの病気が隠れていることもある。