母乳マッサージ

内容監修

大堀 璃子

RIKO OHORI

大堀 璃子

RIKO OHORI

助産師/保健師/看護師

東京医科歯科大学医学部保健衛生学科卒業後、東京大学大学院修士課程において助産師資格を取得。総合病院やクリニックで助産師として勤務する中で、産後・退院後の母子サポートの重要性を感じ、2021年に出張助産師として”Baby’s breath”を開業。現在は、”Baby’s breath”での活動や東京大学大学院博士課程での研究を行いながら、クリニックTEN渋谷の母乳外来を担当。

母乳マッサージとは?

助産師が実際にお胸を触り、母乳の分泌のメカニズム(1,2)に基づいたケアを行っていきます。

お胸のマッサージは、母乳の分泌量を増やす、お胸の張りを改善する、乳房の痛みを軽減する、乳腺炎を予防する、などの効果の可能性が示唆されています。(3,4,5)

分泌量を増やしたい、お胸の張りがつらい、直接授乳がうまくいかない、などのお悩みをお持ちのみなさまには、是非受けていただきたいケアとなります。

また、お胸を触診した際に、みなさまがお気づきにならなかった母乳の溜まり(しこりのようなもの)が発見できる場合や、この状況なら分泌量をもっと増やせる/分泌量を少し落ち着かせたほうがよい、とこちらが判断する場合もございます。その場合も、それに併せたマッサージを行い、ご自宅でのセルフケア方法をお伝えさせていただきます。

参考文献一覧

1) Sriraman, N. K. 2017. The Nuts and Bolts of Breastfeeding 1) Anatomy and Physiology of Lactation. Curr Probl Pediatr Adolesc Health Care, 47(12), 305-310. doi: 10.1016/j.cppeds.2017.10.001.

2) Hill, P. D., Aldag, J. C., and Chatterton, R. T. 2001. Initiation and Frequency of Pumping and Milk Production in Mothers of Non-Nursing Preterm Infants. J Hum Lact, 17(1), 9-13. doi: 10.1177/089033440101700103.

3) Anderson, L., Kynoch, K., Kildea S., Lee, N. 2019. Effectiveness of breast massage for the treatment of women with breastfeeding problems: a systematic review. JBI Database System Rev Implement Rep, 17(8), 1668-1694. doi: 10.11124/JBISRIR-2017-003932.

4) コクランレビュー「授乳中女性の搾乳法」(2016)

5) コクランレビュー「出産後の乳腺炎予防のための介入方法」(2020)