内容監修
草壁 広大
KODAI KUSAKABE
草壁 広大
KODAI KUSAKABE
医師/日本産科婦人科学会認定 産婦人科専門医
東京慈恵会医科大学医学部を卒業、国立病院機構 東京医療センターでの初期臨床研修を経て、東京慈恵会医科大学 産婦人科学講座に入局。産婦人科専門医を取得後、同講座の助教を経て、現在は千葉西総合病院産婦人科に勤務。当院では婦人科診療全般の監修および毎週火曜の婦人科外来を担当。
子宮頸がん検査はなぜ必要?
- ふつうの健康診断では女性特有の病気を調べてくれません
子宮の病気や乳がんについて健診では詳しく調べていません。
2. 癌の症状は意外と気付きにくい
初期の癌の場合は症状がほとんどありません。
子宮頸がん検査の流れ
診察時間は全部で数分程度です。
ご来院いただいた場合の検査の流れは以下の通りです:
①web問診表の記入
症状や月経の状態、出産経験について記載をお願いしております。
②観察
機械を用いながら子宮の入口を観察します。
その後、子宮の入り口付近の細胞を採取し、検査します。
③内診・超音波検査
子宮と卵巣に腫瘍などの異常がないか調べます。
費用(税込 ※自費診療の場合)
初診料 | 2,750円 |
再診料 | 1,100円 |
細胞診/エコーセット | 11,000円 |
よくあるご質問
(1)子宮頸がん検診は1回受ければ良いですか?
当院では2年に1回のペースで検診を受けていただくことをお勧めしております。
1回きりの検診では数年後に現れるがんを見つけきれないため、定期的な検診が必要です。
これまでの研究結果を踏まえると、子宮頸がん検診は2年に1回のペースで有効とされています。
(2)生理中の場合はどうしたらよいですか?
可能であれば生理期間以外のタイミングで検査を受けることをおすすめいたします。
生理期間中は正しい結果が得られないことがあるためです。
(3)何歳になったら検診を受けるとよいですか???
子宮頸がんは20代から30代の若い女性に多いため、20歳になったら検診をおすすめいたします。
(4)HPVワクチンと関係ありますか?
子宮頸がんは、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが原因です。
このウイルスへのワクチンがHPVワクチンです。