多汗症

概要

手や足、脇などから汗が止まらないというお悩みを抱えている方は決して少なくありません。緊張や暑さでは説明できないほど汗が止まらずお困りの場合、それは多汗症という病気かもしれません。 多汗症は、友人や家族に理解されにくい上、日常生活に支障が生じる病気です。仕方がないとそのままにしていませんか?正しく診断し適切な治療を行うことで生活の質(クオリティ・オブ・ライフ)は大きく向上します。

内容監修

クリニックTEN 医師

clinic ten doctor

クリニックTEN 医師

clinic ten doctor

【保険診療】多汗症の治療法

多汗症は『局所多汗症』と『全身性多汗症』の2つに分類されます。問診に基づいて医師が診断し『局所多汗症』・『全身性多汗症』それぞれに応じた治療法をご提案いたします。

『局所多汗症』の治療法

体の一部に限定して汗を非常にかきやすい状態を『局所多汗症』と呼びます。局所多汗症と診断された患者様には「ラピフォートワイプ」または「エクロックゲル」をご提案いたします。

ラピフォートワイプは2022年に発売された「1回使い切りタイプ」の多汗症治療薬です。1枚ずつ職場や外出先に持ち運んで簡単に使え、使い切りのため清潔です。ラピフォートワイプに関する保険診療での自己負担額は14枚(2週間分)で1,500~2,000円程度となっております。

*金額はあくまで1例であり実際の自己負担金額と異なる場合がございます。

一方のエクロックゲルは日本で初めて保険適用となった多汗症(ワキ)塗り薬です。ワキに塗布することで神経伝達をブロックし過剰な発汗を抑制する効果が期待されます。効果が出るまでおよそ2週間、使い始めてから6週間以降で効果判定を行い効果を確認できれば使用継続いただきます。エクロックゲルに関する保険診療での自己負担額は1本(2週間分)で1,600~2,500円程度となっております。

*金額はあくまで1例であり実際の自己負担金額と異なる場合がございます。

『全身性多汗症」の治療法

多量の汗が全身から出る状態を全身性多汗症と呼び、原因が特定できない特発性に加え、甲状腺機能亢進症や糖尿病、低血糖などの疾患や薬剤性、妊娠、肥満などが原因となる場合があります。

全身性多汗症に対して当院では「臭化プロバンテリン」を処方いたします。全身性多汗症に対する唯一の内服薬で、神経伝達物質であるアセチルコリンの働きを阻害する効果を持ちます。臭化プロバンテリンに関する保険診療での自己負担額は30日分(1日3錠)で200円程度となっております。

*金額はあくまで1例であり実際の自己負担金額と異なる場合がございます。

診療科の選択

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当院は完全 WEB 予約制となっています。 予約ページより皮膚科を選択ください。

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診療科目を選択し予約可能な枠からご希望の時間帯をお選びください。予約後は問診にお答えいただきます。

web問診への回答

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web問診にお答えいただきます。これによって、診察開始前から医師が患者様の状態を把握することができるようになり、クリニック到着後すぐに診察をすることが可能になります。

ご来院 / 受診

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受付でクレジットカード・保険証を提出いただきます。医師がいる部屋に患者さまが入る、そのような通常のクリニックとは逆転の発想で患者さまにお部屋の枠を予約していただいてそのまま直接診療室にご案内し、そこに医師がお伺いします。

持ち物

保険証

クレジットカード

事後決済

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診察終了後にお会計を待つ必要はありません。決済については、来院時に登録したクレジットカードから後日引き落としをおこないます。

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