【医師監修】AGAは放置すると手遅れになる!早期治療が大切な理由とクリニックの選び方を解説

【医師監修】AGAは放置すると手遅れになる!早期治療が大切な理由とクリニックの選び方を解説

「薄毛が進行してもう手遅れかな?」

「AGA治療をしても効果が出ない?」

「なんとかして髪を生やしたい」

なんとなく抜け毛が気になっていたけど、病院に行くほどでもなく、放置していたら薄毛が進行していたことはありませんか?世間では薄毛がすすむと治療をしても治らないと聞くので、不安になりますよね。

たしかにAGA(男性型脱毛症)が進行すると、治療をしても効果を得られなくなることはあります。ただし、素人にはどの状態で治療の適応がないか判断するのは難しいでしょう。

結論、薄毛はもう治らないと不安に感じる今が、クリニックに相談するタイミングです。個人差はあるものの、早期で治療を始めたほうが、効果を期待できます。

この記事では、AGAを放置すると手遅れになる理由を踏まえながら、以下の内容を解説します。

  • 手遅れになる前にクリニックでの早期治療が大切
  • AGAの治療法
  • クリニックの選び方
  • おすすめのAGAクリニック

手遅れだと諦めずに髪を健やかに保ちたいとお考えの方は、この記事を参考にしてみてください。

AGAの症状と原因を簡単に解説

AGA治療が手遅れになる状態を説明する前に、まずはAGAの症状と原因を簡単に解説します。

AGA(男性型脱毛症)とは、男性ホルモンが原因で​​徐々に薄毛が進行する疾患です。

男性ホルモン(ジヒドロテストステロン)の影響により、髪の生え変わりの周期(ヘアサイクル)が短くなった結果、抜け毛が増えます。生え際や前頭部、頭頂部から薄毛になることが特徴です。

AGAは若い世代にも見られる疾患で、早い人だと10代で発症します。

AGAは放置すると治療しても手遅れになる

AGAは進行型の疾患であるため、放置しているとどんどん症状が進んでいきます。生活や食生活の改善、市販の発毛剤やマッサージなどは薄毛の進行を遅らせることはできますが、症状を止めることは難しいです。

AGA治療を開始するタイミングが遅れると、施術しても効果を感じられなくなるかもしれません。

AGA治療が効かなくなる原因は、毛母細胞が関係します。人間の細胞は一生のうちに分裂できる回数に限りがあると言われており、髪をつくる毛母細胞も同じことがいえます。
参考:東京医療保険大学「寿命とヘイフリック限界

AGAの進行によりヘアサイクルの周期が早くなると、毛母細胞の分裂期間が短くなります。細胞分裂の限界を迎えた毛母細胞は、新しい細胞をつくれなくなるため、治療を開始しても効果が得られなくなるかもしれません。

AGAは手遅れになる前にクリニックで早期治療することが大切

AGAは手遅れになる前に、クリニックで早期治療することが大切です。個人差はありますが、毛母細胞の分裂回数が残っている早期のタイミングで治療を始めると、発毛効果を実感できる可能性が高いからです。

まずは専門のクリニックに聞いてみて、治療の適応があるか医師の意見を聞いてみましょう。

>>AGAおすすめクリニックはこちら

AGAの3つの治療法

AGAの治療方法は薄毛の進行の抑制と、毛量を増やすことを目的としています。こちらでは、代表的な3つの治療法を解説します。

  1. 投薬治療
  2. 自毛植毛術
  3. 注入療法(メソセラピー)

それぞれ順番にみていきます。

1.投薬治療

投薬治療はAGA治療のなかでもっとも代表的な治療法です。期待できる効果は「薄毛の進行を抑制」と「発毛を促す」ものに分けられます。

投薬治療で使われる薬剤は、以下のとおりです。

  • フィナステリド内服薬:薄毛の進行を抑制する
  • デュタステリド内服薬:薄毛の進行を抑制する
  • ミノキシジル内服薬:発毛を促す
  • ミノキシジル外用薬:発毛を促す

内服薬のみで治療するケースもあれば、内服薬と外用薬を組み合わせるケースもあり、薄毛の進行具合にあわせて適切な治療法を選ぶことが大切です。

日本皮膚科学会では「推奨度A」と治療を強く行うようすすめられています。

参考:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

発毛効果を期待したい方は、ミノキシジルの内服薬・外用薬の利用がおすすめです。

2.自毛植毛術

自毛植毛術はAGAが進行していない後頭部から毛根を採取したうえで、薄毛になった部位に移植する外科手術のことです。

移植した組織が定着すると、自身の毛と同じように成長・維持ができます。自分の皮膚を移植するため、拒絶反応が起こりにくく薄毛の予防が期待できます。

日本皮膚科学会では「推奨度B」と治療するようすすめられる方法です。

参考:日本皮膚科学会ガイドライン「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版

自毛植毛のデメリットは、外科手術になるため術後の創部感染リスクがあることです。施術する際は、信頼できる医療機関で実施しましょう。

投薬治療と比べると治療費は高額になり、数十万〜100万円を超えることもあります。支払いに無理のない範囲で、植毛治療を選択するようにしてください。

3.注入療法(メソセラピー)

注入療法(メソセラピー)は、成長因子を頭皮に注射することで、髪の成長を促す治療法です。髪の毛をつくる毛母細胞を活発化して、発毛効果が実感できるのを早めると言われています。

1回だけの注射で劇的な変化は期待できないため、6〜12回に分けて投与するクリニックが多いです。副作用として、皮膚の痒みや湿疹、腫れを引き起こすことがあります。

注入療法は投薬治療と比べてAGA治療に効果があるという論文は出ていないため、実施するかどうかは医師と相談したうえで決めましょう。

AGAクリニックを選ぶ3つのポイント

AGA治療を始めるなら皮膚科で治療はできますが、本気で治したいなら専門のクリニックを選びましょう。一般的な皮膚科ではフィナステリド(プロペシア)による投薬治療に限定されるため、治療効果を実感しにくいかもしれません。AGAクリニックに行くことで、あなたにあった治療方法を選択できます。

こちらでは、AGAクリニックを選ぶ3つのポイントを解説します。

  1. クリニックの実績
  2. 丁寧なカウンセリング
  3. 治療内容が豊富

それぞれ順番にみていきます。

1.クリニックの実績

一番大切なのは、AGA治療実績が豊富なクリニックを選ぶことです。十分な治療データが溜まっていれば、あなたにあった治療方法を選べる可能性が高いからです。

また、クリニックに在籍している医師の実績と評判は、事前にチェックしておきましょう。評判の良いクリニックほど、診断が的確で納得して治療を受けられる可能性が高いからです。

2.丁寧なカウンセリング

丁寧なカウンセリングに対応したクリニックを選ぶことは、長く治療を続けるうえで大切な要素です。AGA治療は最低でも半年以上の長期にわたって継続します。

頭皮や髪の状態をチェックするのはもちろんのこと、疑問や不安に思っていることを丁寧にカウンセリングしてくれるクリニックなら安心して通えます。

3.治療内容が豊富

治療内容が豊富なクリニックを選びましょう。1つの方法を試して効果を実感できなくても、他の方法によって予防できるかもしれないからです。

一般的なAGAクリニックでは、投薬治療からスタートすることが多いです。ここで治療効果を感じられないとき、注入療法を併用したり、自毛植毛に切り替えたりとさまざま手段を選べます。

1つの方法で効果が出ないと諦める前に、さまざまな方法でアプローチできるクリニックを選びましょう。

AGA治療におすすめな5つのクリニック

これからAGA治療を開始するなら、無料相談に対応したクリニックを選びましょう。手遅れの状態でないか判断したうえで治療を始められます。

AGAクリニック選びのポイント

TEN LABO編集部
AGAは長期的な治療になります。以下に注意してクリニックを選ぶと良いでしょう!

クリニック選びのポイント

  1. 医師や受付スタッフの対応が親身
  2. 疑問に感じたことにも答えてくれる
  3. 必要ない治療を勧めてこない
  4. 副作用についての説明がある

AGA治療の基礎知識

AGA治療の効果が出始めるまでの期間

治療の効果を感じられるのは、3~6ヶ月かかります。3ヶ月で確実に効果が出る保証はありません。約1年間の継続が求められます。

TEN LABO編集部
AGAの治療法、費用、副作用についてまとめました。




AGAの主な治療方法は以下の通りです。

治療法概要
内服薬プロペシアなどで脱毛シグナルを弱める
外用薬ミノキシジルなどを使い。発毛を促進させる
自毛植毛後頭部の髪の毛を頭皮ごと移植する

AGA治療では人によっては副作用が起こる可能性があります。
副作用を感じる患者は全体の0.1%〜0.2%と低く珍しいケースです。
医師と相談しながら治療を進めていきましょう。

【起こり得る7つの副作用】
  1. 毛が濃くなる
  2. 倦怠感が出る
  3. 性欲が減少する
  4. 勃起不全(ED)
  5. 動悸や息切れがする
  6. 立ちくらみ(めまい)がおきる
  7. 頭皮がかゆくなる(かぶれる)

AGA治療にかかる費用

TEN LABO編集部
調査した20クリニックの月にかかる平均費用は以下の通りです。参考にして下さい。

予防(月額の最費用平均)4,800円(税込)
発毛(月額の最低費用平均)
33,000円(税込)

※20クリニックから6ヶ月にかかる費用を月額に割り戻し計算しています。
※ご自身の症状によって費用は変動します。

 

まとめ

AGAは進行性の疾患ですので、放置しているとどんどん症状がすすみ、治療しても手遅れになる可能性があります。しかし、セルフチェックで治療できない状態と判断するのは困難です。

早期で治療を開始すれば、発毛促進効果が期待できるので、今不安を感じているならクリニックへ相談しましょう。

この記事で紹介した以下5つのクリニックは、いずれも無料カウンセリングを実施しています。

「薄毛治療はもう手遅れかも」と一人で悩まず、まずは専門のクリニックで治療の適応があるか聞いてみてください。

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