安斉 基之
MOTOYUKI ANZAI
安斉 基之
MOTOYUKI ANZAI
医師 / 泌尿器科医専門医 / ボトックスビスタ認定医 / オンライン診療研修終了 / 緩和ケア研修終了
2015年 東邦大学医学部卒業 クリニックTENでは美容皮膚科、泌尿器科、内科、皮膚科など全般を担当。
淋菌に感染した時、どんな治療があるの?
「おしっこをすると激痛が走る…」「尿道から膿のようなものが出てきた…」
こうした急な症状は、淋菌(りんきん)感染症のサインかもしれません。
淋菌はクラミジアと並んで多い性感染症(STI)の一つで、放置すると不妊の原因になるなど怖い病気ですが、幸い、適切な治療を受ければ短期間で治すことが可能です。
とはいえ、「治療は痛いの?」「何回も通院が必要?」「完治までどれくらいかかるの?」と不安は尽きないでしょう。
この記事では、淋菌の症状から、最新の治療方法、そして完治までにかかる「期間」について、専門医が詳しく解説します。
もしかして淋菌?男女別の主な症状
淋菌は主に性器の粘膜に感染しますが、症状の出方には性差があります。
男性の症状
比較的強い症状が出やすいのが特徴です。
- 強い排尿時痛(おしっこをするときに激しく痛む)
- 尿道から黄白色の膿が出る
- 尿道の違和感、かゆみ
女性の症状
男性と異なり、症状がまったくない(無症状)か、あっても軽いことが多く、感染に気付かないケースが少なくありません。
- おりものの量が増える、色が濃くなる(膿のような見た目)
- おりもののにおいが強くなる
- 陰部のかゆみ
- 不正出血
- (男性と同様に)排尿時痛
のど(咽頭)の症状
淋菌はオーラルセックスによって、のどにも感染します(咽頭淋菌)。のどの痛みや腫れ、咳が出ることもありますが、性器以上に症状が出ない(無症状)ことがほとんどなのが特徴です。気づかないまま感染源となるケースも多いため注意が必要です。
淋菌の診断と治療:かかる期間は?
淋菌の疑いがある場合、医療機関では以下の流れで診断・治療を行います。「痛いのでは?」「何度も通うのでは?」といった不安にお答えします。
1.診断方法
尿、性器の分泌物、うがい液などを用いて検査します。
PCR法:最も精度の高い検査。結果判明までに時間がかかる(数日)医療機関が多いですが、クリニックTENでは最短即日(※)で結果が分かります。(※検査項目や時間帯によります)
迅速検査:短時間で結果が出ますが、PCR法に比べて精度は劣ります。
2.治療方法:基本は「1回の注射」
感染が確定した場合、抗生物質(セフトリアキソンなど)の注射(点滴または筋肉注射)が基本的な治療となります。
⚠️飲み薬(経口薬)は推奨されません
「注射は怖いから飲み薬で」と思うかもしれませんが、淋菌は薬への耐性(薬が効かなくなる性質)が非常に強くなっています。現在、飲み薬や市販薬では効果が期待できず、注射が唯一推奨される治療法です。
3.治療にかかる「期間」と「通院回数」
治療行為と通院回数:非常に短期間です。注射自体は数分〜30分程度で完了します。多くの場合、診断と治療は通院1回で終了します。
「治癒」までの期間:注射後、菌が完全にいなくなったことを確認するまでが本当の「治療期間」です。注射の効果は非常に高いため、治療後の再検査は必須とされていない場合もあります。しかし、特に女性は無症状のまま菌が残り、不妊などにつながるリスクを避けるため、治療終了から一定期間(3〜4週間後など)をおいて、再度検査(治癒確認)をすることが非常に重要です。
淋菌治療に関するFAQ(よくある質問)
Q.パートナーも治療が必要ですか?
A.はい、必ず必要です。ご自身だけが治療しても、パートナーが感染したままでは、性行為によって再びうつし合う「ピンポン感染」になってしまいます。症状がなくても、必ずパートナーも一緒に検査・治療を受けてください。
Q.治療中、セックスはしてもいいですか?
A.治癒が確認できるまで(再検査で陰性が出るまで)は、性行為(オーラルセックス、アナルセックス含む)は絶対に避けてください。治療後も菌が残っている可能性があり、パートナーにうつすリスクがあります。
Q.市販薬では治りませんか?
A.治りません。前述の通り、淋菌は市販の薬や一般的な抗生物質(飲み薬)への耐性が非常に強くなっています。必ず医療機関で適切な注射治療を受けてください。
Q.クラミジアも一緒に検査した方がいいですか?
A.はい、強く推奨します。淋菌感染者の約20〜30%は、クラミジアにも同時に感染しているとされます。淋菌(注射)とクラミジア(飲み薬)では治療法が異なるため、両方を同時に検査・治療することが非常に重要です。
まとめ:淋菌は点滴で治療可能。パートナーとの同時治療を
淋菌感染症は、適切な治療(点滴・注射)を受ければ、治療行為自体は1日で完了します。
しかし、放置すれば重症化・不妊のリスクがあり、飲み薬や市販薬では治りません。最も重要なのは、パートナーと同時に治療し、治癒が確認できるまで性行為を控えることです。
渋谷駅徒歩0分の立地のクリニックTENでは、平日21:30・土日祝17:30まで受付を行っています。事前にウェブ予約・問診を行っていただくため、クリニックでの待ち時間を短縮できます。
クリニックTENには、婦人科と泌尿器科の両方の専門医が所属していますので、男女どちらの診療も行うことができます。ご自身だけでなく、パートナーと一緒に同じ病院で治療を受けられます。
参考文献
1) 日本性感染症学会. 性感染症診断・治療ガイドライン2016. http://jssti.umin.jp/pdf/guideline-2016.pdf
2) 日本泌尿器科学会. 「尿道口から膿が出る」. https://www.urol.or.jp/public/symptom/16.html
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